『よく噛む』ということ
みなさん、こんにちは。
厚別ウエスト歯科です。
3月に当院のホームページがリニューアルしました。
みなさん、ご覧いただけましたでしょうか?
当院の患者さまはもちろん、これから歯医者さんを探されている方にも
見やすくわかりやすいように作りました。
ぜひごゆっくりご覧くださいね。
さて、今回は『噛む』ということについて、お話ししたいと思います。
「ご飯を食べるときはよく噛みなさい」や「ひと口30回噛みなさい」と、
小さいときにご両親から言われたことがある方が、多くいらっしゃると思います。
『噛む』ということは、人間の体にとって重要な役割を果たしています。
そこで噛むことの8大効用をわかりやすくまとめた ”ひみこのはがいーぜ” をご紹介します。
ひ【肥満予防】
よく噛むことで満腹中枢が働き、食べすぎを防ぎます。
み【味覚の発達】
よく噛むと素材そのものの味がよくわかるようになり、減塩につながります。
こ【言葉の発音はっきり】
よく噛むことであごが発達し、歯が正しくはえそろいかみ合わせもよくなります。
そのため正しい口の開き方ができ、正しい発音ができたり表情が豊かになります。
の【脳の発達】
よく噛むことで脳細胞の働きを活発にし、認知症予防に役立ちます。
は【歯の病気予防】
よく噛むことで唾液がたくさん出て、むし歯や歯周病を防ぎます。
が【ガンの予防】
唾液の酵素が発がん物質の発がん作用を消す働きをしてくれます。
い【胃腸の働きを促進】
よく噛むことで消化酵素がたくさん出て、消化を助けます。
ぜ【全力投球】
歯並びと運動能力には関係があることがわかっています。
力いっぱい遊んだり、仕事をしたりする活力が湧いてきます。
よく噛むことは歯だけではなく、全身の健康に影響を与えます。
噛む回数を意識するということより、まずは『噛む』ということを意識して食事をすることが大切です。
まずはいつもより5回多く嚙んでみてください。
意識することで自然と噛む回数が増えるはずです。
しっかり噛むには、お口の中が健康でないとしっかりと噛むことができません。
歯に痛みがあったりかみ合わせに違和感があったりすると、噛むことができずやわらかい食べ物を好むようになってしまいます。
また合わない入れ歯を使っていると、しっかりと噛むことができません。
お口の中に気になることがある方は、早めに歯医者さんを受診しましょう。
いくつになってもご自身の歯でおいしく食事をするためにも、いつでもお口の中を健康に保ちたいですね。
そのためには定期的に歯科を受診することを、お勧めします。