お口の中のウイルス対策
みなさん、こんにちは。
厚別ウエスト歯科です。
来週には10月ですね。
2023年も残り4分の1。
年始に掲げた目標がある方は、ぜひ目標達成に向けて頑張ってくださいね。
さて、コロナが第5類に分類されまた最近コロナが流行りだしています。
またインフルエンザも同時流行しており、ウイルスとの戦いが続いています。
みなさんは体調を崩されていませんか?
2020年にコロナが流行してから、皆さんの感染対策の意識はかなり上がったと思います。
どのようなことをされているでしょうか。
・こまめに手洗い、うがい、消毒をしている。
・人混みを避ける。
・身の回りのものを消毒している。
などがあると思います。
では、ウイルス対策として『歯磨き』をしている方はどれくらいいらっしゃいますか?
お口の中には300~700種類の細菌が生息していると言われています。
「ウイルス対策で歯磨き?」と思われる方も多いかと思いますが、
“口のなかの汚さ”と“感染症の重症化リスク”の関係性は、以前より多くの研究で明らかになっているんです。
インフルエンザでは、奈良県で行われた調査で、介護施設の高齢者に歯磨きなどの口腔ケアを徹底したところ、
発症率が10分の1に激減したという報告があります。
新型コロナウイルスにでも、口のなかに菌が多い人ほど重症化しやすいことがわかってきていますが、
新型コロナウイルスの場合インフルエンザと異なり、唾液腺や歯ぐき、舌など、
口のなかで増えることも明らかになってきました。
ということは、ウイルス対策として、歯磨きが特に有効であるということが言えると思います。
また『うがい』もお口の中のウイルス対策として有効です。
・のどに潤いを与える
・口腔粘膜への細菌の付着を抑え、定着しにくくする
・のどや口腔を消毒する※(※うがい薬使用時)
・咳を抑えタンを除去し、のどの痛みを抑える
・口臭の元になる汚れを除き、口臭の発生を防ぐ
・口腔内を殺菌・消毒し、虫歯を予防する※(※うがい薬使用時)
・かぜの予防効果
歯みがきやうがいでお口の中の細菌を減らすことにより、免疫力を高めることができます。
細菌の塊である歯垢(プラーク)は、歯ブラシでしか取れません。
虫歯や歯周病予防のみならず、ウイルス対策としても徹底したお口のケアを心がけていきましょう。
毎日の歯みがきをしっかりと行うのはもちろんですが、定期的に歯科でプロケアを受けることで、
口腔内を健康に保つことができます。
最近歯科を受診していない方は、ウイルス対策のためにも歯科を受診しましょう。