口呼吸は万病のもと

みなさん、こんにちは。

厚別ウエスト歯科です。

 

日に日に太陽が昇る時間が早くなり、春が近づいているのを感じますね。

『春眠暁を覚えず』という言葉の通り、朝起きづらいや眠気を感じる方もいらっしゃると思います。

気温差が激しいこの季節は、自律神経のバランスが崩れやすく

副交感神経が優位になりすぎると眠気やだるさが続きます。

服装で体温調整をし、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるなどして体を冷やさないように心がけましょう。

 

さて突然ですが、皆さんは鼻で呼吸ができていますか?

気が付いたらポカンとお口が開いている…なんてことはありませんか?

 

口で呼吸をしていると、口が乾燥して虫歯ができやすくなったり、歯並びが悪くなってしまいます。

さらにアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎を発症しやすくなったり、

風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、深く眠れず、日中のパフォーマンスに支障が出たり…

おまけに水が出る歯医者での治療がとても苦しいです。

このように口呼吸には良いことがひとつもありません。

 

 

★口呼吸チェック★

・唇が乾燥しやすい

・朝起きたら喉が痛い

・食べると、くちゃくちゃ音が出る

・鼻の穴をヒクヒク動かせない

・気づけば口がポカンと開いている

 

ひとつでも当てはまるかたは、口呼吸の可能性が高いので要注意です。

口呼吸はむし歯や歯周病の原因にもなります。

 

本来お口の中の唾液には、細菌や汚れを洗い流してくれるという働きがあります。

口呼吸を続けていると、唾液が少なくなりお口の中が乾燥状態になります。

それによりむし歯や歯周病菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

 

それでは、実際に口呼吸を改善するためにはどうすればよいのでしょうか?

専門の治療を受けたり、矯正器具を使うといった方法もありますが

まずはご自宅でも簡単にできる「あいうべ体操」をご紹介します。

 

1.「あー」と口を大きく開く

2.「いー」と口を大きく横に開く

3.「うー」と唇をとがらせ、口を強く前に突き出す

4.「ベー」と舌を突き出し、下に向けて伸ばす

1~4を1セットとし、毎食後に10セット繰り返します。

 

 

ご家族やお子さんが口呼吸になっている場合は、みなさんで一緒にやってみましょう。

舌や口周りの筋肉を鍛えることで、口が不意に開くことを防ぎ、口呼吸の改善のほか、

いびきや誤嚥(ごえん)の予防効果も期待できます。

ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね。

 

口呼吸が気になる方は、ぜひ歯科医院でご相談ください。

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