正しい歯みがき、できていますか?
みなさん、こんにちは。
厚別ウエスト歯科です。
今週末からお盆休みに入られる方も多いかと思います。
今年は帰省されたり、旅行に行く方も多いのではないでしょうか。
台風が気になりますが、皆さん気を付けて楽しまれてくださいね。
当院は8月13日(日)~15日(火)は休診いたしますので、よろしくお願いいたします。
さて、今回は『歯みがき』についてお話します。
「私は歯みがきに自信がある!」と言える方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
毎日2回~3回の歯みがきをされている方が多いかと思いますが、
歯ブラシで落とせる汚れは、約60%と言われています。
歯みがきの効率が悪くなると、60%より減少してしまいます。
【歯みがきの方法】
■歯ブラシは水に濡らさず磨く
歯ブラシを水で濡らすと、歯磨き粉に含まれたフッ素などのせっかくの有効成分が、水に流されてしまいます。
また、歯磨き粉が必要以上に泡立つことを防ぎます。
■歯ブラシは鉛筆持ちで優しく磨き歯肉をいたわる
歯ブラシをギュッと握ってガシガシと歯を磨くと、歯茎が傷ついてしまったり、
毛先が歯と歯の間にうまく入り込まない結果、磨き残しが多くなってしまいます。
歯ブラシは力を入れずに鉛筆持ちをし、毛先で優しく磨きましょう。
■歯垢を取りやすいように、毛先を歯に対して45度で当てる
毛先を歯と歯茎の間に45度の角度で当て、歯と歯茎の間に入り込むように歯ブラシの柄を細かく振動させて磨きます。
歯と歯ぐきの間の歯垢をとることと歯ぐきをマッサージすることで、歯周病予防にとても効果的です。
■前歯は縦磨きする
歯みがきは基本的に横磨きが主流ですが、歯垢が溜まりやすい前歯の表側も裏側も横磨きにすると細かい歯垢が取りづらいです。
特に細かい動きも必要となるので、縦磨きにしてみましょう。
■デンタルフロス、歯間ブラシを使用する
歯ブラシだけでは落ちきれない歯と歯の間の汚れを、デンタルフロスや歯間ブラシを使い落とします。
デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、お口の汚れは約80%まで落とすことができます。
■お口をゆすぐときはごく少量の水で1回
歯磨き粉には、虫歯予防や歯周病などを防ぐ効果のある成分が、様々含まれています。
そういった成分が含まれる歯磨き粉を使って歯みがきをして、何度もブクブクとうがいをしてしまうと、
せっかくのよい成分が全部お口の中から流れ出てしまいます。
口をゆすぐときは、10ミリリットルのごく少量の水で1回軽く行いましょう。
歯みがきを効率的に行う前提として、お口に合った歯ブラシや歯磨き粉を選ぶことが大切です。
スーパーやドラッグストアで販売している市販品と、歯科で取り扱っている歯科専売品には違いがあります。
どんな歯ブラシや歯磨き粉を選んだらよいかわからない方、ブラッシングの仕方など、
気になることがある方はぜひご相談ください。
また落としきれないお口の汚れは、定期的に歯科でクリーニングを受けることでお口を健康に保つことが出来ます。
日々の歯みがき、そして歯科でのプロケアで、むし歯や歯周病などのお口のトラブルを予防しましょう。