歯ぐきからのトラブルサインに気付こう!

みなさん、こんにちは。

厚別ウエスト歯科です。

 

今年も残り2ヶ月半になりましたね。

そろそろ雪虫が飛んだり、あちこちの初雪の便りが来る頃です。

寒くなると風邪やインフルエンザ、またコロナウイルスなども流行し始めます。

しっかりと予防し、元気に年末を迎えたいですね。

 

さて、今回は『歯ぐきのトラブルサイン』についてお話します。

健康な歯ぐきは薄いピンク色をしていますが、お口のトラブルがあると歯ぐきの色が変化します。

歯ぐきが赤く腫れている場合は、歯周病のサインかもしれません。

 

 

歯周病とは、「細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、

歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気」です。

歯と歯ぐきの間から細菌が入り込み、炎症を起こします。

歯と歯ぐきの間の清掃が十分でない場合、そこに細菌が停滞し引き起こされます。

 

また歯みがきをしたときに、歯ぐきから血が出る場合も歯周病の可能性があります。

歯周病は『サイレントキラー(静かなる殺し屋)』と呼ばれ、自覚症状がなく進行をしていきます。

気付いた時にはかなり進行して、歯を失ってしまうということも少なくありません。

そんな歯周病の数少ない症状が『歯ぐきの腫れ』と『出血』です。

 

 

みなさんは毎日歯みがきをするときに、鏡でお口の中を見ていますか?

お顔を見ることはあっても、お口の中をじっくり見るということは少ないでしょうか。

お口の中は1日1回は見るようにしましょう。

お口のトラブルは痛みだけではなく、見た目にも出てきます。

毎日の歯みがきで少しの変化を気付くことで、歯周病の重症化を防ぐことができます。

 

歯ぐきからのそのほかのサインとして、『歯ぐきから膿が出る』場合は、

むし歯などをきっかけに他の病気を引き起こしている可能性があります。

放置をするといずれ神経が壊死してしまう可能性があります。

根の治療や歯ぐきを切開して膿をだすなど、早めの治療が必要になります。

 

歯ぐきだけではなく、お口の中でトラブルがあった場合は少しのサインを見逃さないのが大切です。

ただ先ほどもお伝えした通り、歯周病は自覚症状がなく静かに進行していく怖い病気ですので、

歯科を定期的に受診し、早期発見早期治療につなげることが重要です。

 

歯と歯ぐきの間にある歯石や歯垢をしっかりと除去し、歯みがきを徹底することで改善が見込まれます。

お口の健康を守るのは、あなた自身です。

私たちと一緒に健康的なピンクの歯ぐきを目指しましょう!

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