親知らずを抜く理由

みなさん、こんにちは。

厚別ウエスト歯科です。

 

今年は雪解けが早く、いつもより早く暖かくなる!と思っていましたが、気温差が激しい日が続いていますね。

みなさん体調を崩されていないでしょうか?

 

朝晩や日ごとの気温差が激しい季節ですので、着るもので温度調節をしっかりと行い、

温かい飲み物や食べ物を摂ることをお勧めします。

ショウガや根菜類など、身体を温める食材を積極的に摂ったり、スープやお鍋などの温かい食事にするのもよいですね。

お風呂にも浸かって身体を温め、寒暖差に負けないよう過ごしたいですね。

 

さて今回は、「親知らずの抜歯」についてお話します。

親知らずはなぜ抜かないとダメなの?という質問をよくいただきます。

 

親知らずを抜く理由は

①親知らず自体が虫歯になる

②親知らずの周りの歯肉が腫れて痛む

③親知らずの隣の歯が虫歯になる

以上の3つが大きな理由です。

 

①親知らず自体が虫歯になる

親知らずは一番奥に生えている歯ですので、歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすい歯です。

歯ブラシが届きにくくので、汚れが溜まりやすく、一番奥に生えているため見えにくいのが特徴です。

見えないため、虫歯になっている自覚もしにくく、気づいた時には虫歯が進行してしまい、強烈に痛くなることがあります。

虫歯だけを治療して親知らずを残しても、磨きにくいことは変わらないのでまた虫歯になります。

であれば、痛くなる前に抜いた方が良いということになるのです。

 

②親知らずの周りの歯肉が腫れて痛む

磨きにくいことで虫歯だけでなく、歯周炎を起こすこともあります。

親知らずが斜めに生えていたり、歯茎に埋まっていると歯ブラシでは掃除しきれず

歯と歯茎の間に細菌がたまり、歯茎が炎症を起こします。

抜歯して、細菌が溜まるスペースを無くすことでしか治療はできないのです。

 

③親知らずの隣の歯が虫歯になる

親知らずを残しておくと、親知らずだけでなく隣の歯にも影響を及ぼすことがあります。

親知らずがあると、親知らずと手前の歯の間の磨き残しが多くなり、手前の歯が虫歯になる確率も高くなります。

親知らずを残しておいたばっかりに、手前の歯が虫歯になって削る必要が出てくるのです。 

 

以上のように、親知らずの抜歯をせずに放置しておくと様々なデメリットがあります。

必ずしも親知らずを抜く必要があるわけではありませんが、虫歯や歯周病になる前に、しっかりと予防をしていきましょう。

私の親知らずは大丈夫かな?と思った方は、ぜひご相談ください。

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